学長日記

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2016.09.13 (火)

新しいにわ大、誕生の話し。

最近はSNSもあり、すっかりこちらの更新をしていませんでした。

来月10月で、にわ大が開校して6年になります。
にわ大は、3年任期で学長が交代します。
わたしは、今月をもって2代目学長を退任します。

では、3代目学長は?

「にわ大のつくりかた」なんて本は当分でないでしょうがいつかできるかも知れないし、3代目学長と運営メンバーが誕生した経緯を残しておきたいと思います。

今年の春ごろ、突如、新学長公募&選挙が公表されましたが、あれはなに?と思われる方ばかりで、周知もなくうまくいきませんでした。
にわ大は、ゆっくりであっても、膝をつき合わせて話し合い、みんなの意識がともに高まり、はじめていい結果をつくってきました。

6年前に、東京のにしがわ、多摩30市町村をキャンパスに見立てはじまった、東京にしがわ大学。
この6年間で、街や暮らしをより良くしたいと、にしがわの地域にも様々な団体や場所がうまれてきました。
私自身もにわ大に共感し、ここでの活動と出会いを切っ掛けに、ものづくりを通したコミュニティスペースを国立市につくりました。

これまでのにわ大や、多様なコミュニティが生まれているにしがわの状況を振り返り、にわ大の役割や存在する意味、これからも必要であるのか。必要ならばどんなにわ大であって欲しいか。
そんな話し合いを繰り返し、にわ大2.0をつくるべく、5名の検討委員会が発足したのが、7月17日でした。
20代から70代、みんな様々な仕事に就き、経歴を持っていて、これまでもスタッフとしてコーディネータとして、それぞれの想いをもって、にわ大に関わってくれていた人たちです。 忙しい中、約1ヶ月をかけて、にわ大2.0の骨子をつくってくれました。

骨子をもとに、9月11日の夜に検討委員はじめスタッフ達が集まり、にわ大2.0を共有し、ひとりひとりが、にわ大のことや自身との関係について語りました。
そして、これからのにわ大に運営として、学長の任を背負うぐらいの覚悟がある人は誰か、ということで、5名の検討委員プラス3名の計8名が挙手をし、新体制の運営メンバーが決まったのです。


やぼろじにて.jpgのサムネイル画像


スタッフ達が見守る中、あらためて、これからのにわ大にかけるアツイ思いを、新運営メンバー8名それぞれが話してくれました。

事務局長なら、副学長ならと、手を挙げる人もいました。
話しながら感極まって涙を流す人もいて、温かいものが胸をギュッと掴みました。
この時点でもう、だれがどの任に着こうが、文句なしの雰囲気でした。

では、きちんと学長を決めましょう。
ということで、8名のみで相互投票したところ、票が2人で割れました。
今度は、その2名のみ、誰もいない外へ出て、ふたりっきりで話し合いをしました。
私たちは、どちらが学長になっても嬉しいね!と、楽しみに、新しいにわ大のことを話しながら、待っていました。

これら様々なプロセスをじっくりと経て、そして最後はふたりの話し合いで、いよいよ学長が決まりました。

3代目学長は、伊藤恵梨さんです。
副学長は、岸加奈子さん。
そして、事務局長には山本岳史さんが指名されました。

私たちは、彼女たちの話し合いの結果と想いに、快く頷いていました。

自ら名乗り出た8人が新運営メンバーとなり、その中から学長と副学長と事務局長が誕生しました。
とても心強く頼もしい、新しいにわ大を予感させてくれます。

新体制のご紹介は、また後日、あらためて発表があると思います。
みなさま、楽しみにお待ちください。
そして、これからも、東京にしがわ大学をよろしくお願いします。

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おまけの話し。

新学長と運営メンバーが誕生した日の打ち上げの席で、言い間違いから「他己責任」という言葉が生まれました。
運営メンバーが相互に責任を持ち合って、強い絆で進めていきましょうという、彼らにピッタリで、コミュニティ運営に必要な言葉だと思いました。
それに、8人でタコっぽいし。

もちろん、10や20と、その仲間が増えていって欲しいなと、願っています。


 西川義信

プロフィール

東京にしがわ大学
三代目学長
伊藤恵梨

三重県出身。学生時代に御岳山に出会い、御師集落の取材・研究活動を開始。2013年から毎年、にわ大でも御岳山の授業を実施中。七福神めぐり、風景印集めなど、何かをめぐり(収集)しながら地域のよさを見つけるのも好き。だれでも、いつでも、お帰りなさいで迎えられる、あたたかい学びの場を目指します!

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